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李朝堅手茶碗
¥1,800,000
朝鮮王朝時代前期〜中期頃と思われる堅手茶碗。 画像の通り非常によく使われてきたことがわかる逸品です。 半陶半磁の胎にたっぷりと釉がかけられています。 図録などに掲載されていてもおかしくないレベルと思いますが、 いかがでしょうか。 当方の見解は近年の発掘モノではなく、 江戸時代に招来されたもの。 時代なりのスレ疵汚れ等はありますが、 目立つ大疵はありません。 箱は単なる保護箱です。 口径 約16.2cm前後 高さ 約6.5cm前後 サイズはおおよそです。 実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
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李朝無地刷毛目平茶碗
¥50,000
朝鮮王朝時代初期の無地刷毛目平茶碗です。 生まれは皿の類いでしょうが、 平茶碗として使える深さがあります。 口縁に成形時の疵、 焼成後の小欠け、釉の剥落等あります。 ほか、畳付きに疵や欠けなど。 裏側、白化粧土以外の部分にややカセが見られます。 平盃としてもよろしいかと。 口径 約13.7cm前後 高さ 約3.4cm前後 目跡付近に釉の剥落箇所があります。 サイズはおおよそです。 実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。 古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
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米色青磁茶碗
¥120,000
青磁のあがりが黄色気味のものを米色青磁と言いますが、 本来的な意味での米色青磁として宋時代のもので確認されているのは、わずか数点のみ。 本品は高麗王朝時代のものですが、 宋の青色青磁を目指したものが、 おそらく意図せずしてこういう肌に焼きあがったものと思われます。 あるいは高麗白磁に属するものかとも思いましたが。 いずれにせよ、 正確には米色青磁ではないので、 あらかじめご承知おきください。 非常によく使われており、 数寄者の愛玩ぶりが伺えます。 口に金直しが2箇所、窯ワレ箇所があります。 この手の碗では高台がヘムリクップ(蛇の目)になったものが多いですが、 本品のような高台のものの方が先行して作られていたようです。 13〜14世紀としましたが、 もっと古いかもしれません。 11世紀とか。 口径 約13.7cm前後 高さ 約5.3cm前後 画像にありませんが、 保存箱が付属します。 サイズはおおよそです。 実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。 古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
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李朝熊川茶碗
¥380,000
熊川は慶尚南道の地名だそうですが、 名前の由来はわかっていないようです。 ただ、谷晃氏の「高麗茶碗」にもあるように おそらく会寧付近の窯で焼成されたものであることは間違いなさそうです。 本品は熊川の約束通り、 端反りの口、大きな高台、 そして見込みに鏡が認められます。 この伝世味の肌は秀吉の朝鮮出兵の際に日本に招来されたものと当方は捉えていますが、 箱はありません。 口縁に丁寧な直し(やや劣化があります)、 見込みに釉の剥落、ひっつき跡などあります。 古格ある姿は凡百の海千山千とは一線を画するものであることは一目瞭然かと思います。 口径 約12.9cm前後 高さ 約7.7cm前後 実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。 古いものですので画像と説明文にない疵等ある場合があります。 サイズは前後と記載の通り誤差を含みます。 口縁には小疵等あります。